1.トレンドカラーはペールトーンに♡
2019春夏は毎年定番のパステルカラーよりさらに淡い【ペールトーン】がトレンドになります。オレンジ・イエロー・グリーン・ブルー・ピンクなどを最大限に淡く変化しています。ピンクやミント、アクアブルーがトレンドカラーです。ピンクやラベンダーは2018年から継続です。2019春夏コレクションではブラックも例年より多く見られました。
毎年淡いカラーは春夏定番カラーですが、今回は”オレンジ”がコレクションで目立ったのは意外でした(オレンジはここ数年見たことなかったので)。ただ最大限淡くしているので原色のイメージではなく無難に着やすい色味でした。なので個人的にはトレンドカラーになるのかなと思っています。名前もペールオレンジくらいで定着するのかなと。2018秋冬がブラウンやテラコッタがトレンドカラーにもなったのでその延長でオレンジ系が浮上したんだと思います。ブラックは国内ではあまり着れないと思います(日本は毎年気温が上昇しているため)※ブラックは熱を吸収しやすいので。。。
Point ペールトーンで注目はオレンジの前後カラー!
2019春夏コレクションでは『シャネル』『アクネ』『マークジェイコブス』などで【ペールトーン】が見られました。特に『アクネ』ではオレンジが目立ち新鮮でした。『ディオール』ではベージュが多く見られました。秋冬トレンドカラーのブラウン⇒テラコッタ⇒キャメル⇒オレンジ⇒ベージュ⇒クリーム⇒アイボリーと徐々に春夏カラーに変化していくと思っています。この傾向からニュートラルカラーもトレンドカラーになりそうです。
2.タイダイは春夏トレンドキーワード◎
2019春夏コレクションの中で目立った模様は【タイダイ】です。例年春夏定番のストライプやドットはもちろん継続です。特にストライプは例年より多く見られましたので再注目です。
2019春夏コレクションでは『プラダ』がタイダイを取り入れたり、『ディオール』がグラデーションを取り入れたりしてカラーアイテムが多く見られました。『ディオール』と『ステラマッカートニー』ではブリーチ加工も施していました。ブルーとホワイトの2色のタイダイ染めだと着やすいのかなと思います。2019春夏はいろんなパターンのタイダイがトレンドに浮上すると思います。中にはグラデーションのようなディップダイと呼ばれるものもトレンドになると思います。※ただし着方を間違えると古着っぽくなるので御注意を。
3.モノグラムでレトロ感をプラス♡
2019春夏コレクションの中で目立った柄は小さいモノグラムパターンでした。特にワンピースでモノグラム柄が多く見られました。例年定番の花柄はもちろん継続です。
2019年は例年よりモノグラム柄の着用者が多いと思います。『プラダ』ではチェーン調のモノグラムのワンピースやスカートが見られました。シルエットが上品で洗練されたイメージでした。シルエットひとつで古着にもレトロにも見えるので着方に気をつけてください。トレンドになると思いますが上級者向けかもしれません。
4.ドレープ感のある素材でシワ加工?!
2019春夏コレクションで多く見られたのは落ち感のある素材を使ってドレープを出したり、タックやプリーツ、ギャザー、シワ加工のアイテムが多くありました。2018年はスポーツ要素のある素材が多かったですが今季は少しナチュラルなイメージに変化しました。ウォッシュド加工のものも多く見られました。
2019春夏はシャツワンピとマキシワンピがトレンドになりウエスト切替えのアイテムが多くなると思います。ロング・マキシ丈のアイテムを作ると落ち感を要するので必然的に増えたんだと思います。ウエスト位置からドレープやタック、ギャザーを施したシワ加工のものが多く見られました。
Point ドレープなどシワ加工をラフに着こなすのが旬♡
ほとんどのメゾンでワンピースにドレープやギャザーなどのシワ加工を施しラフに着るルックが見られました。ドレープというとエレガントなイメージですが、2019春夏はラフにシワを着こなすのがトレンドのようです。コーデはドレープ感のあるワンピースやチュニック丈のトップスにゆったりとしたパンツを合わせるルックが目立ちました。
5.シャツワンピは継続して大人気◎
2019春夏コレクションではウエストマークのあるアイテムが多く見られました。特にシャツワンピやワンピースはウエスト切替えが多くありました。
シャツワンピやロングワンピは春夏定番ですが2019年はさらに人気が加速すると思います。丈感はマキシ丈が主流になってきているので合わせてマキシワンピにも注目です。シャツワンピの人気と共にシャツも人気になりつつあります。例年に比べてブラウスより襟付きシャツが目立ちました。
6.ウエストマークにベルトは鉄板♡
どのコーデにもベルトを巻くスタイルが多かったです。ジャケットやトレンチの上からでもベルトを巻いてウエストマークを付けていました。ベルトの太さは細く変化したと思います。
ウエストマークは近年定番化しています。ウエストマークを付けるためにベルトを多用しているので色や素材、太さで自分好みのベルトを巻くのが主流になっています。日本ではスキニーベルトと呼ばれる細ベルトがよく見られており、細ベルトを結び垂らすスタイルが人気ですね。